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- デュタステリド〇〇のアルファベットの意味は?
- 薄毛治療に効果があるのはどっち?
- AVとZAどっちがおすすめ?
デュタステリドには『デュタステリドAV』と『デュタステリドZA』の2種類があります。
どちらもAGA治療薬として処方されることがありますが、この2種類のデュタステリドの違いを知らないまま服用していると、万が一の時に大変なことになります。
大変なこと!?
驚かせてすみません。
でも、知っておいた方がいい情報ですので解説していきますね。
この記事では、デュタステリドAVとZAの違いと、AGA治療ではどちらを選ぶべきかも解説していきます。
- デュタステリドAVは『前立腺肥大症の治療薬』で、ZAは『AGA治療薬』として区別されている。
- 効能や成分はほとんど変わらないので、どっちを服用しても同じくらい薄毛改善の期待ができる。
- AGA治療でデュタステリドAVを服用した場合、医療副作用救済制度の対象外になる。
結論
デュタステリドZAでもAVでも薄毛改善効果は同じだから、価格が安いデュタステリドを選べばOK!
個人輸入などの海外製は安全性や効果が保証されていないから国産のデュタステリドがオススメです!
デュタステリドAVとZAの違い
デュタステリドAVとZAは共にデュタステリドを主成分とする薬ですが、大きな違いが2つあります。
- 治療目的
- 価格
それぞれ詳しく解説していきます。
治療目的
デュタステリドAVとデュタステリドZAは、どちらもデュタステリドを含む薬剤ですが、使われる目的が異なります。
デュタステリドAVは前立腺肥大症の治療に、デュタステリドZAはAGA(男性型脱毛症)の治療に使用されます。
たとえば、あなたの家にあるキッチンナイフとペーパーカッターはどちらも「刃物」ですが、使い方が異なりますよね。
キッチンナイフは食材を切るため、ペーパーカッターは紙を切るために特化しています。
同じように、デュタステリドAVとデュタステリドZAは、どちらもデュタステリドという成分を含みますが、治療する病気が異なるため、使い方が異なるのです。
日本では、AGA治療薬として厚生労働省から認可されているのはデュタステリドZAだけです。
これは、薬がその特定の病気に対して安全かつ効果的であることが確認されているためです。ですから、デュタステリドAVをAGA治療に使うことは推奨されません。
同じデュタステリドの成分だけど、治療目的によって飲む薬も違うんだね。
そうなんです。
基本的にはデュタステリドAVをAGA治療薬として飲んではいけません。
デュタステリドAVとデュタステリドZAは、同じ成分を持つ薬ですが、前立腺肥大症とAGAという異なる病気を治療するために使われます。それぞれの薬は、それぞれの病気に最適化されているのです。
価格
デュタステリドAVとデュタステリドZAは、どちらも医療用の薬剤ですが、驚くべきことに、価格には大きな差があります。
デュタステリドAVは約4000円前後、一方でデュタステリドZAは約7000円前後と、デュタステリドZAの方が約1.5倍も高価です。
これは、薬剤ごとの需要や生産コスト、市場戦略などによって決まるためです。
例えばスーパーマーケットで同じような食品を見ている時に、ブランドによって価格が異なることに似ています。
同じ種類の商品でも、ブランドや製品の特徴によって価格が異なります。
デュタステリドの場合も、同じ成分を含む薬剤ですが、ブランドや治療の対象が異なるために価格に差が出てくるのです。
AGA治療ができるオンラインクリニックの「eLife」での価格を調査してみると、デュタステリドAVは4500円、デュタステリドZAは7900円となっています。
デュタステリドAVとデュタステリドZAは、成分は同じでも、価格には大きな違いがあります。
デュタステリドAVとZAの薄毛改善効果の違い
デュタステリドAVとZAは、いずれもデュタステリドを主成分とした治療薬ですので、ほとんど同じ薬剤だと言っても過言ではありません。
ですから、デュタステリドAVを飲んだとしても薄毛改善効果は期待できるでしょう。実際に、AGAクリニックでもデュタステリドAVをAGA治療薬として処方しているところもあるぐらいです。
そうなの~?
だったら価格が安いデュタステリドAVでいいじゃん!
確かにそうですね。
しかし、これはルール違反になるんです!
次の章で解説します。
AGA治療にデュタステリドAVを服用するデメリット
AGA治療にデュタステリドAVを使うことのデメリットについて、重要なポイントがあります。
デュタステリドAVは元々前立腺肥大症の治療薬であり、デュタステリドZAはAGA(男性型脱毛症)専用の治療薬です。
この違いにより、デュタステリドAVをAGA治療に用いた場合、ある重要な保証制度が適用されないリスクがあります。具体的には、「医薬品副作用被害救済制度」が適用されません。
医薬品副作用被害救済制度とは?
医薬品を適正に使用したにも関わらず、重篤な健康被害で入院費などの費用がかかってしまった時に受けられる公的な制度。
≫医薬品副作用被害救済制度とは何ですか?(外部リンク)
この制度は、医薬品の副作用で重大な健康被害が発生した場合に、国からの補償を受けられるというものです。
しかし、デュタステリドAVをAGA治療に使う場合、この薬がその目的で認可されていないため、万一副作用が発生しても国からの補償は期待できません。
例えば、運転免許を持っていない人が車を運転して事故を起こした場合、保険の適用を受けられないのと似ています。
本来の目的以外で使用した結果、何か問題が起きた時には保護されないわけです。
えっ!?
どういうこと?
簡単に言うと、本来と違う目的で飲んだ治療薬で万が一何かあった場合でも、国は何の保証もしませんよって事です。
万が一…
なんか怖いな…
医薬品副作用被害救済制度が適用になるにもけっこう条件が厳しいんで、ほとんど適用になる人がいないのが実情ですけどね。
医薬品副作用被害救済制度の対象条件は以下のとおりです。
- 入院が必要な被害:副作用や感染によって、入院治療が必要となる場合。
- 1・2級程度の障害:副作用や感染によって、日常生活が著しく制限される程度の障害が生じる場合。
- 死亡:副作用や感染によって死亡が発生する場合。
※ただし、軽微な健康被害は対象外とされています。
けっこう重症な方にしか対象にならないんですね。
そうですね。お守り程度に考えておいた方がいいかもしれません。
デュタステリドAVをAGA治療に使うという選択は、副作用に対する保証の不足というリスクを伴います。この情報を知っておけば、治療法を選ぶ際により慎重な判断ができるでしょう。
デュタステリドAVとZAはどっちがおすすめ?
デュタステリドAVとZAでどっちがおすすめかというと、基本的にはデュタステリドAVで十分だと思います。
デュタステリドAVとZAの最大の違いは、公的保証である「医薬品副作用被害救済制度」の適用の有無です。
しかし、この制度の適用にはかなりのハードルがあり、高額料金を支払ってまで欲しい保証ではないと考えます。
実際に適用になった方がいるかも不明ですし、いたとしてもごくわずかの方だと思います。
デュタステリドAVとZAの見分け方
現在デュタステリドを服用しているけど、AVかZAかわからないという方は薬のパッケージを見てみましょう。
デュタステリドAVとZAの見分け方は薬のパッケージを見るとわかります。
よくある質問
Q:デュタステリドZAとAVの違いは何ですか?
いずれもデュタステリドを主成分とする薬剤で、5α還元酵素を阻害する作用があります。 デュタステリドAVはアボルブのジェネリックで、デュタステリドZAはザガーロのジェネリックです。
デュタステリドZAはザガーロのジェネリックであり、AGA治療に使用されます。一方、デュタステリドAVはアボルブのジェネリックであり、前立腺肥大症の治療に使用されます
Q:デュタステリドAVとZAは同じ薬ですか?
デュタステリドZAとAVは同じデュタステリド成分を含むが、治療目的が異なります。ZAは男性型脱毛症(AGA)治療、AVは前立腺肥大症治療に使用。ザガーロとアボルブは同じ成分であり、性状も同じだが、価格はザガーロ(ZA)の方が1.5倍以上高いです。
Q:ミノキシジルとデュタステリドは併用できますか?
デュタステリドとミノキシジルは、薄毛治療において併用可能。デュタステリドは薄毛の進行を抑制し、ミノキシジルは発毛を促進。内外からのアプローチで効果的な改善が期待できる。
Q:デュタステリド『ZA』と『AV』の文字の意味は何?
ザガーロのジェネリックは「デュタステリドZA」、アボルブのジェネリックは「デュタステリドAV」という名称が使われています。ここで、末尾の「ZA」または「AV」の文字によって、それぞれの製品名を判別することができます。また、これらの文字はそれぞれ「ザガーロ」と「アボルブ」の頭文字を表しています。