フィナステリドが効かないのはなぜ？｜最低でも半年の服用は必須！

AGA治療薬のフィナステリドを服用しているのに、薄毛の進行が止まらないと悩んでいる方もいるでしょう。そういった方は、フィナステリドの性質を理解して服用することが大事です。

この記事では、フィナステリドが効かない理由について解説します。この記事を読めば、これからどうすれば薄毛を改善できるようになるのかがわかるようになります。

フィナステリドが効かない理由

フィナステリドが効かない理由は以下のことが考えられます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

フィナステリドを服用してから間もない

フィナステリドを服用してから間もない場合が考えられます。

フィナステリドの効果を実感するには、３～６ヶ月間服用し続けなければならないとされています。数日飲んだからといって、「抜け毛が劇的に改善したぁ！」なんてことなありません。

海外製のフィナステリドを服用している

海外製のフィナステリドを服用している場合が考えられます。

フィナステリドには日本製と海外製があります。海外製の場合、偽薬や低品質の可能性があり期待する効果が得られないことがあります。

特に個人輸入でフィナステリドを購入した場合は注意が必要です。安さばかりを追い求めて、偽薬を購入させられている場合があります。

加齢によりDHTの量が多くなった

加齢によりDHT（ジヒドロテストステロン）の量が多くなっている場合があります。

DHTは抜け毛の原因になってしまう男性ホルモンの一種ですが、加齢とともに増加していきます。

フィナステリドはDHTの生成量を抑える働きがあるのですが、DHTの量が多すぎると抑えきれなくなってしまう場合がいます。その結果、薄毛が進行してしまうということにつながります。

AGA以外の理由で薄毛になっている

AGA以外で薄毛になっている可能性があります。

AGAの場合フィナステリドを服用すると98％の患者に抜け毛抑制効果があったというデータがあるので、ほとんどの方が効果を実感することができます。
（参考：オルガノン公式HP）

男性の薄毛の原因はAGA以外にも、ストレス、栄養不足、睡眠不足、病気などが考えられます。正確な原因を特定し、適切な治療を行うことが大切です。

フィナステリドが効かない時の対処法

フィナステリドが効かない時の対処法は以下の６つです。

フィナステリドを６ヶ月間服用する

フィナステリドを６ヶ月間服用しましょう。

フィナステリドの効果を実感するには、早い人で３ヶ月、一般的には６ヶ月とされています。薄毛の程度など個人差によって異なりますが、まずは６ヶ月間の服用を継続して経過を見ましょう。

国内正規品の日本製フィナステリドの変更

国内正規品の日本製フィナステリドに変更してみましょう。

海外製と日本製のフィナステリドでは効果に差があったという方が沢山います。

https://twitter.com/Sakusakuyosaku/status/1612059959705112579

「３割しかいないじゃん」と思う方がいるかもしれませんが、「３割もいる！」です。

私的には、かなり多くの方が海外製と日本製の違いを実感されていると思います。

実際に自分が飲んでいるフィナステリドが効果の薄い物だったら絶対に飲みたくないですよね？その期間薄毛が進行してしまうんですから。

実際に効果が違ったという方を紹介します。

国産のトーワを使い始めてから髪のコシと質が良くなった気がします。

— AGA治療と健康と投資の日記 (@RDIajzjn3w1ExKs) January 15, 2023

気のせいなのか国内製のやつだと不整脈あまり気にならない。もう少し様子見してみるか#フィナステリド#AGA

— AGA治療してみた (@zu1UTta2xwuDF54) December 27, 2022

日本製のフィナステリドは厚生労働省の認可薬ですので、安心して服用することができます。効果も保証されているので、海外製を服用している方は日本製に切り替えてみるのも一つの手段です。

海外製と日本製のフィナステリドの違いについて、下記記事で詳しく解説しています。
≫【フィナステリドの効果に違いはある？】海外製と国産ジェネリックを比較調査

0.2mgから1.0mgに増薬

現在0.2ｍｇのフィナステリドを服用している方は、1.0ｍｇに増薬してみましょう。

フィナステリドの１日の上限は1.0ｍｇとされています。この用量までなら厚生労働省も認めているので比較的安心して服用することができます。

ただし、増薬することにより副作用のリスクも高まるので、様子を見ながら行っていきましょう。

デュタステリドに変更

フィナステリド1.0ｍｇでもAGAの進行が止まらない場合は、デュタステリドに変更してみましょう。

デュタステリドはフィナステリドよりも1.6倍抜け毛抑制効果が高いとされています。加齢によってAGAの進行する力も強くなってくるため、治療薬の力もあげて対処していく方法も一つの手段です。

皮膚科を受診する

AGA以外にも、ストレスや病気、栄養不足など薄毛になってしまうことがあります。これらの場合には、薄毛の治療に専門的な知識を持つ皮膚科医に相談することが重要です。

皮膚科医は薄毛の原因を特定し適切な治療法を提案することができます。AGA以外の薄毛ではAGA治療薬を服用しても改善することはできませんので、一度皮膚科を受診することをおすすめします。

生活習慣を整える

生活習慣を整えましょう。

以下のようなことを意識して生活すると薄毛改善につながります。

最初から全て取り入れるのは難しいと思うので、できることから少しずつやっていきましょう。

まとめ

フィナステリドが効かない理由は以下のようなことが考えられます。

フィナステリドの効果がでるには時間がかかります。最低でも６ヶ月は継続して様子をみましょう。

もし海外製フィナステリドを服用している場合、偽薬や低品質のフィナステリドのせいで効果がない可能性があります。国内正規品の日本製フィナステリドに切り替えてみるのも一つの手段です。

加齢によりフィナステリドではAGAの進行を抑えられない可能性も考えられます。もし現在フィナステリドを0.2mg服用している方は医師に相談の上1.0mgに増薬してみるのもいいかもしれません。

すでに1.0mg服用している方は、デュタステリドに変更してみるのもいいかもしれません。フィナステリドよりも1.6倍強力ですので、抜け毛抑制により効果的です。